福井経営研究会について

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会長方針

2023年度 日創研福井経営研究会会長方針

「福井経営研究会らしさに立ち返ろう」

~リーダーのマインドイノベーションから始める経営革新~

 福井経営研究会の存在意義を考えると、経営者同士がお互いに自分の心を開き合い、連帯し合い、本音・本気で語り合い、切磋琢磨できる経営者仲間でいることではないでしょうか。経営者・経営幹部という共通の立場をもとに互いに動機づけ合い、自らの力で社内の問題点を解決できる能力を身につけることで、一人一人の経営者・経営幹部が自らの人生をさらに高め、それぞれの企業が発展しなければ経営研究会の成長もありません。オンラインが当たり前になり希薄になった人と人とのつながりを見直し、福井経営研究会を改めて志の高い経営者が集まる学びの場にします。
 そこで『日創研経営研究会設立の精神』へ立ち返り、なぜ福井経営研究会に入会したのか自分への問いかけを繰り返し、幹部や社員さんと共に学び続ける重要性を再認識し、経営の原点に立ち返ることで私たち企業が地域に本当に必要とされているのか自問自答していく必要があります。第一に会員自身の使命を醸成させ、次に自社の経営理念に結び付け、SDGsが求められる社会に必要な経営計画書の策定を通して実践していきましょう。
 まず一番の学びは委員会にあります。例会準備の打合せに時間が取られないように工夫しながら各委員会において学びのテーマを深堀りする時間を大切にし、委員会活動を充実させます。
 また例会におきましてはアウトプット例会を増やす反面、会員の負担となる収益事業は行わずオブザーバー参加費をコミットし全体予算を鑑み、健全な収支を確保してまいります。
 いよいよ2024年は1994年の設立から30周年という節目を迎える年になります。福井経営研究会をさらに活性化させ、より親しみやすい会風と雰囲気づくりを目指します。田舞本部会長方針にありますように、経営の原点に戻り自社の強みを活かして経営革新することで『経営研究会に入ると業績が上がる』と言われるような学びあう会風、成果を作り出す組織にしていきましょう。

本年度 3つの会長方針

1.リスキリング (学び増しから仕組みへつながる経営革新)
 自社の経営をより良くし社員さんを幸せにしたい。その為には私たち経営者が率先して学び続けなければなりません。可能思考研修を受講していた当時を思い出し、経営者として健全な価値観を取り戻す必要があります。またAIやIot、クラウド化などデジタルテクノロジーの進化に伴う社会ニーズや業務の急激な変化に対応しビジネスそのものの在り方が変わってきています。デジタルの時代だからこそ人材育成が必要になり、自社の強みをさらに磨き上げましょう。
 長期的なコロナ禍による停滞感やオンラインにより、共に学ぶ場が一旦無くなりましたが、私たちは何を学ぶかよりも誰と学ぶかが大切とも教わってきました。
 ぜひ今年は目標を決めて仲間と共に私たち自身のイノベーションを行い、マネジメントの経営スキルを向上させることで業務や組織に変革のエネルギーを起こしましょう。

【具体策】
・コーチングを通して気づきのスキルを高める13の徳目朝礼の普及
・各委員会でテーマを決めた学びの実践(例会準備・運営の効率化)
・本部職能研修の受講参加促進
・SDGsやDXで経営革新した企業から新しい仕組みを学ぶ例会の開催
・公式教材を活用したビジネスモデル討論例会の開催

2.マインドイノベーション (自己への気づきからの自社の気づきへ)
 『自分の中であの時が人生の転機だった』と思った出来事は皆さんにも沢山あると思います。私にとっての大きな転機の一つは間違いなく日創研のSA研修であり福井経営研究会の皆さまとの出会いです。人は人との出会いや気づきによって人生が大きく変わります。自分とは異なる生い立ちや境遇の人たちとのふれあいは私たちの人生に新しい視座や価値観、思考の変化を与えてくれます。
 私たちの学びの原点がここにあり、リーダーのマインドイノベーションを通して自社の強みを磨き続けることに挑戦し、経営革新へ繋げていきましょう。

【具体策】
・ビジネスSAの受講
・可能思考研修へのアシスタント参加
・本部三大事業(全国大会・全国経営発表大会・特別研修)への参加
・パーパス(存在意義)を知り、自社の強みを活かすコア・コンピタンスを学ぶ例会
・会員企業のケーススタディから学び、自社への客観的気づきを知る例会
・本部主催の経営革新5時間セミナー、理念と戦略ワンポイントセミナーへの受講

3.組織活性化 (仲間づくりと人づくり)
 福井経営研究会の組織活性化を考える上で人材育成や未来共育をはかり、次の時代に的確なバトンを渡す為、質の高い会風を大切にして会員満足度の向上に努めていきます。その為に会員満足度アンケートを行い。会に対してのヒアリングとフィードバックを行います。会の仲間に対して援助も忘れてはなりません。
 さらに組織活性化を実現するには会全体で新入会員拡大に取り組む必要があります。会員拡大での成功事例となった愛媛の入会トライアルをもとに福井モデルを制度化し実施していきます。特に田舞本部会長方針にもあるように、理念と経営、経営者の会の支部との連携を強化していきます。

【具体策】
・日創研経営研究会設立の精神の唱和(総会)
・会全体を巻き込んだ入会トライアルの実施と活動。 入会トライアル責任者の任命
(歴代会長会、理念と経営、経営者の会支部を巻き込む)
・理念と経営 経営者の会支部(県内4支部)へのオブザーブ参加(年3回以上)
・会員満足度アンケートの実施
・業績アンケートの実施(本部)
・次年度を見据えた組織づくり。 委員長オリエンテーション、定款勉強会の開催
・特別経営相談員の任命と活用。 本部主催のオンライン経営相談会の利用促進
・新入会員オリエンテーションの開催
・設立30周年記念実行委員会の立ち上げ

行動方針

ありがとう経営実践委員会
社風改善につながる「ありがとう経営」の普及と実践
・公式教材を活用し企業事例から学ぶビジネスモデル討論例会の開催
・SDGsやDXで経営革新した企業から学ぶレクチャラー例会の開催
・レクチャラー例会の開催
・ビジネスSAの受講促進、可能思考研修へのアシスタント参加促進

経営理念委員会
経営理念の浸透とパーパスについて学ぶ
・全国同日例会の参加促進
・自社のパーパス(存在価値)からコア・コンピタンスを学ぶ会内例会の開催
・レクチャラー例会の開催
・特別研修の参加促進
・雑誌『理念と経営』を用いた社内勉強会導入率80%

業績アップ委員会
経営革新につながる経営計画書の策定
・経営方針書活用例会の開催
・三県合同例会の準備と出席率向上
・自社の経営革新を実践するための全国経営発表大会への参加促進、プレ発表の段取り
・経営革新実現のための経営計画書作成100%

リーダーシップ委員会
リーダーとしての考え方や行動、あるべき姿を身に付ける
・新しい取組(選手は会員から会員社員へ)となる13の徳目朝礼予選会の運営
・企業経営をより高め学ぶ機会となる、全国大会in函館の参加促進
・会員からケーススタディを学ぶ会内例会の開催
・コーチングを通して気づきのスキルを高める13の徳目朝礼の導入率60%

総務会員拡大委員会
新入会員の増強とサポート、会活動における質の向上
・2月、8月、12月の総会運営
・レクチャラー例会の開催
・理念と経営、経営者の会支部への参加促進(年3回以上)
・新入会員オリエンテーションの開催
・公式LINE、Facebookを活用した運営管理
・会員手帳の早期作成と1月中旬配布の段取り

三役会
・各委員会の魅力を高め、委員長へ献身的サポートを行うことで各委員会の活性化を図る。
・将来の理事候補者の育成に向けて会員へのコミュニケーションの強化を行う。
・本部職能研修の受講参加促進
・設立30周年記念実行委員会の立ち上げ

目標設定

出席率
・委員会出席率・・・・・・・・目標80%以上
・例会出席率・・・・・・・・・目標80%以上
・本部事業 全国大会in函館・・目標50%
・本部事業 全国経営発表大会・目標50%
・本部事業 特別研修・・・・・目標50%

今年度目標値
・職能研修・可能思考研修・・・・目標50%(アシスタント含む)
・新入会員・・・・・・・・・・・目標11名   
・理念と経営 経営者の会・・・・支部への参加3回以上
・社内勉強会導入率・・・・・・・目標80%
・経営計画書作成・・・・・・・・目標100%
・13の徳目朝礼の導入率・・・・目標60%
・社内勉強会導入率・・・・・・・目標80%


2023年度 日創研福井経営研究会  会長  黒川剛陽

2023年度日創研福井経営研究会組織図

2023年度組織図